2024年4月3日午前8時頃、台湾で地震が発生し、韓国人宣教師が奉仕している3つの教会に軽微な被害が出ましたが、死傷者は報告されていません。しかし、余震が続いており、被害の全容はまだ明らかになっていないことから、全体的な影響は拡大する可能性があります。
台湾教区のクォン・スンボム青年部長は、「今朝7時58分から約2時間、長い余震が4回ほど続きました。また、花蓮東部ではマグニチュード7.2の地震が発生し、古い建物が倒壊したり、地元の教会に若干の影響が出ました」と状況を説明しました。
北アジア太平洋支部のキム・スンファン世界宣教部長は、「現在のところ、教会と教会員への大きな被害は報告されていません。しかし、地震の影響を受けた建物は時間の経過とともにひび割れが生じる可能性があり、余震も続いていることから、今後も状況を注視していく必要があります」と述べ、これ以上被害が拡大しないように祈りを要請しました。
PMM(パイオニア・ミッション・ムーブメント)の宣教師がいる教会の多くは西部の都市部にあり、今回の地震の影響は少なかったです。しかし、例外として、天井の仕上げ材やタイルが落下した新田教会や、壁の小さなひび割れや天井のゆがみが発生した北屯教会があります。
さらに、地震のために困難に直面している教会員もいます。花蓮教会の林長老とその家族は、甚大な被害により、住宅を失いました。さらに、徳安教会と岳美教会も被害を受け、再建にはかなりの時間を要します。とはいえ、教会員は全員無事で、死傷者も出ていません。
台湾では、11組の韓国人牧師家族がPMM牧師として福音を伝え、12人の若者がPCM宣教師として正式に活動しています。
PMM=パイオニア・ミッション・ムーブメント
PCM=パブリック・キャンパス・ミニストリー
~2024年4月5日 北アジア太平洋支部配信~