大祭司
11日目―私たちの大祭司
最後の安息日のための提案
最後の安息日は、この10日間の祈祷集会において、神があなたとあなたの教会になしてくださった恵みと力ある業のすべてを大いに喜び祝うときにしたいものです。この期間に聖霊の注ぎをいかに経験したのかをよく考えてみましょう。この安息日を主がなしてくださったこと、また今なしてくださっていること、そしてこれからもなしてくださることを喜ぶ機会と致しましょう。
テーマとなる聖句 へブル4:14-16
「さて、わたしたちには、もろもろの天を通過された偉大な大祭司、神の子イエスが与えられているのですから、わたしたちの公に言い表している信仰をしっかり保とうではありませんか。
この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。」
それぞれの教会の必要は違います。ですから、リーダーはあなたの教会のために特別な計画を立ててください。安息日礼拝の中に組み込むことをいくつか提案いたしました。
へブル4:14-16の聖書的な教え
これは説教としても使え、神がこの10日間の祈祷会の間にいかに働いてくださったかを一緒にまとめ上げることにも使うことができます。
証し
答えられた祈りについて、証しの時間を十分確保してください。10日間の祈祷会に出席した人々は、たくさんの証しを持っておられると思いますが、皆様で分かち合えるように簡潔に話すように勧めましょう。
証しを前もって準備されているならば、自由に証しする時間を持てるでしょう。
祈りの時間
全会集が一緒になって祈る時間を持ちましょう。
10日間なされた対話型の祈り(会話の祈り)に会衆を導くこともできるでしょう。
特別な聖句について一緒に祈ることもできます。これは小グループでも、一人一人が一緒に祈ることもできます。また他の方法としては、礼拝で違った祈り方をすることもできます。
(聖句について祈る、小グループで祈る、個人で祈る、会衆全体で祈る、黙祷など。)
讃美する
安息日は神がなしてくださったすべてのことを喜ぶ日です。音楽はそのためのすばらしい方法です。
もしあなたがたのグループにテーマソングがあったならば、それを全会集で必ず歌うようにしてください。
将来の計画
もし神が、この祈祷会の期間中にあなたを特別な伝道へ導かれたなら、教会員にあなたの計画を証しして参加を呼び掛けてみましょう。
子どもたち/青年たち
祈りについての子どもたちのお話はとても適切でしょう。また、もし毎週の祈祷会に参加している子どもたちや青年がいたら、彼らに証しの機会を与えたり、祈りの時間に司会をさせたりすることもいいでしょう。
柔軟性
礼拝の最中に聖霊の導きに従うことができるように、その計画に柔軟性を持たせましょう。
※11日目のテキストです。ダウンロードしてお使いください。
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