安息日学校部

第1課 青年用:佐藤由歩

2021年第3期「キリストにある休み」

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第1課  1日24時間、週7日社会に生きる 佐藤由歩

  • 今週のポイント

1.通信技術を含むインフラ(社会資本)がどれほど拡充したとしても、依然として人は忙しさという時の流れに翻弄されて生きています。そのような毎日の中で、私たちはどうやって休みを見つけられるのでしょうか。キリストにある休みとは、どのようなものなのでしょうか。

2.神様は、私たち人間がはじめから休みを必要とする存在であることを知っておられました。私たちは創造主なる神様を知ることによって休みを得られます。この世界が創造されて以来、絶え間なく訪れる安息日は人が立ち止まって神様の創造のみ業である自然に目を留め、皆で感謝と賛美をする祝いの日なのです。このように、神様は安息日を通して私たち人間と交わるために、全ての働きを止めるよう望んでおられる方です。

3.聖書には「休み」を意味するたくさんの言葉があります。文字通り、それらは肉体的な休みを指す場合が多いですが、安息日がそうであるように、聖書のいう休みとは人間関係や感情にも影響を及ぼします。主にあって「平和:シャカット」(ヨシュア11:23)で「落ち着いた生活」(Ⅰテサ4:11)を送ることは、心の休息やゆとりへと私たちを導きます。

4.もし私たちが自身の罪を悔い改めず、1日24時間/週7日、神様を離れて自分たちの生活に没頭してしまっているようでは、真の休息は得られません。そのような時、私たちは感情的になり健康状態を害します。これは神様が望まれたことではありません。神様に対する私たち一人一人の態度を注意深くご覧になられる神様は、私たちが神様の内に休む以外の方法によっては真の休み:霊肉共なる休みを見いだせないことをご存知なのです。これこそがキリストにある休み、彼に従う人たちに神様が約束された生き方の鍵なのです。

 

  • ディスカッションのためのテーマ
    1.週7日間のうち、あなたには休みがありますか? 休みがある場合、どのようにしたら今ある休みをより豊かなものにできるでしょうか。休みがない場合、どのようにしたら休みを得られるかを考えてみましょう。
    2.神様は、私たちが定期的にしっかり休みを取るよう望まれているお方です。神様が求めておられる休みとはどういうものか、金曜日の話し合いのための質問❸を基に、もう一度考えてみましょう。