安息日学校部

第10課 聴覚しょうがい者用:松田 健

2020年第3期「神のためにたくさんの友人をつくる」(喜びを他の人に伝える) 

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第10課 関わりを持つための刺激的な方法 松田 健

 

1.安息日午後

私たちは、個人個人が神様を証しするために、清められ、生活を通して神様の救いを証しできることを先週学びました。今週はそれだけでなく、小さなグループ(集まり)によって効果的に人々と関わっていくことについて学びます。またその小グループ伝道の聖書的根拠に焦点を当てていることを覚えましょう。

 

2.日曜日:小グループ〜当初からの神のお考え

今日は、「三位一体」という神秘から小グループの基礎を学んでいます。小グループとは、言わば共同体であり、コミュニティーです。私たちの神は、父と子と聖霊の唯一の神です。創世記1章でも「我々に似せて」人を造られた神様の姿が記録されています。「父」と「子」と「聖霊」の神様は、人類救済のために1つとなって(それ以前から1つでした)、役割を分担され、共に働かれていました。今週のガイドでは、この三位一体の神様について深く聖書から学ぶと同時に、私たちも人類救済の神様の働きと1つになり、共に働く時に、共同体として働く喜びを知ることができることを覚えましょう。

参考に、ローマの信徒への手紙8章11節を読んで考えてみましょう。

 

3.月曜日:聖書の中の小グループ

出エジプト記18章21〜25節を読んで下さい。ここでモーセの義父エトロの知恵がイスラエル全体とモーセに大きな影響があったことの記録があります。なぜ、エトロはこの様なアドバイスをわざわざ義理の息子に贈ったのでしょうか? それは「効果的な方法ではない」からでした。

彼らに与えられた10人前後の小グループは、「問題解決の場」であり、「交わりの場」「未来を語る場」でもありました。イエス様も12弟子たちを集めて宣教という使命のために送られました。“チーム”“共同体”“グループ”など呼び名はたくさんありますが、同じ使命のために共に働く共労者が与えられるのは良いことだけでなく、神様の計画と言えるでしょう。

 

4.火曜日:奉仕のために組織化する

1コリントの信徒への手紙12章12〜25節には、キリストの体としての教会組織について教えています。ここで注意しなければいけないのは、25節に書かれている言葉です。「それは、体の中に分裂がなく、それぞれの肢体が互にいたわり合うためなのである。」12〜25節の聖句は私たちが考える以上に大切なことを教えて下さっています。私たちは組織を守るために、それぞれのグループがあるのではなく、互にいたわり合うためにお互いが存在しているのです。つまりグループが互いの弱さを補い合い、愛のグループによってキリストの体を世に表すことが目的です。

1コリントの信徒への手紙13章は有名な「愛」についての御言葉です。小グループはキリストの愛を実践する、それぞれの役割を持った大切なキリストの体だと言えます。

是非、「教会への証」第7巻21〜22ページ(『聖書研究ガイド』p70下から2段落目)のエレン・G・ホワイトの言葉をじっくり考えてみて下さい。

 

5.水曜日:新約聖書時代の小グループ

ルカがパウロと一緒に働いていた人たちの名前を挙げていたほどに、一人一人の働きを重要視していたことは、とても考えさせられます。新約聖書時代も、クリスチャンの家が、地域奉仕センターや小グループ伝道の中心地となっていましたと書かれていました。

現在、中国では「家の教会」が爆発的に増えているそうですし、このコロナの状況下においてアメリカのある教会は全体で集まることを止めて10名ごとの小グループで礼拝や聖書研究、また伝道活動を行うようになっているそうです。何が神様の御心かを考えさせられますし、何が今の時代に有効であるかよく観察し、聖書から学ぶ必要があるでしょう。

 

6.木曜日:小グループの力

「初期のクリスチャンたちは集まると、ほかの人のために執り成しをし、互いの心配事について祈り、温かい交わりを共有し、神の言葉を学び、奉仕に必要な力を身につけ、偽りの教えから互いを守り、ともに伝道活動に参加しました。小グループは変化をもたらします。奉仕において自分たちの賜物を結合させ、伝道のために聖霊の力を重視する人々は、主のみ手の中の強力な武器です。」(今期の『聖書研究ガイド』p72問8の後の文章)

是非、問8で書かれている聖句を見て下さい。

今週の暗唱聖句は、大切なことを私たちに教えてくれます。「収穫は多い」のです。たとえ「働き手が少な」くても、「収穫の主」に願えば、必要な働き手を与えてくれます。それは働き手が複数与えられるのであるから、私たちは共同体として集まり、働くことを勧めています。

私たちと共に働いてくれる働き手は、私たちの部下ではありません。共労者です。そして使命は私たちからではなく、神様から与えられているのです。謙虚に、神様に求めることを怠らないようにしたいですね。

 

7.金曜日:さらなる研究

話し合いのための質問③について考え、またグループで話し合うことをお勧めします。

そして神様が私たち共同体に何を求めておられるかを聖書からもう一度教えてもらい、分かち合いましょう。