文書伝道部

語られたことば

語られたことば

R.T
僕は、那覇合宿に1週間という短い期間で参加しました。初めての参加で技術もありませんでしたので、特に証できる出会いも多くありませんが、恵まれたこの1週間での気持ちの変化や感じたことを短く証しさせていただきます。

僕は、自分以外のことでは落ち込まない性格なので、ユースラッシュには向いているだろうと考えていました。

確かに、自己紹介もできないような門前払いなどの酷い対応をされることも多くありましたが、辛さを覚えることはありませんでした。

しかし、自分自身の実力不足や不信仰さが示された時には「なんで僕はこんなことをやっているのだろう」と深く落ち込んでしまい、自分はユースラッシュをこれ以上続けないほうがいいのではないかと思ったり、二度目の参加はきっとないだろうと考えたりしました。そんな時、僕に与えられた聖句を紹介します。

「神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによってあらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。」 
(コリント信徒への手紙Ⅱ 1章4節)
「すると主は、『わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ』と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。」
(コリントの信徒への手紙Ⅱ 12章9節)

神様はわたしたちの強さではなく、弱さを用いてくださる方であり、人々を食い尽くそうと働くサタンの攻撃から日々わたしたちを守り、慰めていてくださる方であること。また、わたしたちの弱さに対する慰めがあるからこそ、わたしたちも周りの仲間を慰めることができることを学びました。

僕には売ることができず、他の人が紹介したら売れたという本も、もちろんあります。しかし神様は、意図をもって僕を用いてくださったことが今は分かります。僕でなければ売れなかった本があるのかもしれません。ただひとつ確信して言えることは、神様が僕に語られたということです。主がその僕を通して人々に証をされたように、神様は霊を通して僕に語られました。

「神は、キリストを通してわたしたちと御自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務をわたしたちにお授けになりました。」(コリントの信徒への手紙Ⅱ 5章18節)
 
この御言葉を世に伝え、天と世の和解のための任務を今後も担っていきたいと思います。恵まれた1週間を与えてくださった神様に、心から感謝します。