オールラッシュはAll Rushです。全世代がチームとなって楽しく文書伝道を行うプログラムです。
オールラッシュの一番の特徴は「走らない!」ということです。再臨を待ち望み、逸る気持ちを抑えきれない、そんな熱い思いをいくつになっても持ち続けておられる皆様は、ユースラッシュの青年たちのように走る必要はありません。それぞれが、置かれた場所で、与えられたタラントをいかしつつ、文書伝道を始めることができるということを知っていただきたいと願っています。
オールラッシュは、2016年から日本で行われているユースラッシュの手法の中から有効であった、「いつでもどこでも誰でも楽しく文書伝道できる」をテーマとするチームで行う文書伝道方法を踏襲しています。また、訪問文書伝道だけにとどまらず、贈呈や読み聞かせ、トラクト配布など、出版伝道・文書伝道を広義で理解し、今日から始められる全員参加伝道に繋げていくことを目的としています。
このように、「主に用いられたい」そう願っておられる方ならどなたでもオールラッシュのセミナープログラムや実践プログラムに参加していただくことができます。
福音をまだ耳にしたことのない方、キリストにあるあたたかな交わりを経験したことのない方に、福音メッセージを届けることがオールラッシュの使命です。一人でも多くの方にお出会いするために、実際の訪問を想定し人々の必要に合わせて楽しく会話しながら福音文章を紹介できるようにトレーニングをすることは有益です。
「彼は人間の力のかぎりを尽くしてから、信仰をもって神の助けを求めた。成功の秘訣は神の力と人間の努力の結合である。最高の結果を達成する者は、全能者の腕に絶対の信頼をおく人である。」(「希望への光」263ページ)
キャンバスは、文書伝道で訪問するときに言う口上です。
キャンバスに絵を描くように、言葉を通して私たちは出会う方の友となり、その方と本を繋ぎ、最終的には神様に繋ぎたいと思います。
本を売ることは目的ではありません。書籍や出版物を有効に用いるなら、人々と交わるきっかけになります。それでも、私たちの紹介する福音文書、健康メッセージが書かれた本などは事実お金で買えない価値があるのです。書籍を手元に残していくことができれば、私たちの目には見えずとも主の働かれる可能性は大きく広がりを持ちます。人は無料でもらったものよりも、1円でもお金を払ったものを大切にします。ですから、無料配布と書籍の販売は両方を効果的に行う必要があり、適切な値段で本をご購入いただくことを差し控える必要はありません。