伝道局

イタリアからの福音

コロナ・ウィルスのために悲しみ、苦しまれた方々に主の平安をお祈りいたします。 先月のある晩のこと、家内がタブレット端末に入ってきたYoutubeを再生しました。その内容が、SSの伝道地便りと勘違いするほど感動的でしたので、忘れる前にとメモすることにしました。不正確なところはお許しください。

イタリアは感染者、死亡者数ともに世界有数の国でした。その時点ですでに150人の医師が犠牲になりました。手記を書かれた医師の証を、日本人女性の方が読んでいました。
その日以来、次々に患者が病院に運ばれて来ました。たちまち満床、医療崩壊となり、職員は昼に夜を次いで患者の治療にあたりました。当の医師も、何時まともな食事をしたのか思い出せないほど働き続け、疲労困憊の限界に達しました。頼るものが何もない、座して死を待つ恐るべき状況でした。国内何処の医療機関も皆同様でした。
クリスチャン家庭に育った彼も、医大入学時に宗教を非科学的な迷信とみなすように指導され、親の信仰をあざける無神論者となりました. . . 。
そんな時、また一人の患者がきました。年寄りの男性でした。聞けば引退した牧師だそうで、そういえばいつも小さい聖書を小脇に抱えていました。彼は同病の患者を見舞い、聖書を読み、枕辺で祈っていました。医学的に打つ手のない絶望的な患者達には慰めであったに違いありません。若い職員達も覚醒され、励まされて看護業務を再開しました。牧師が祈るときには、近くの看護師達もよってきて、共に頭を垂れるのでした。やがて、この老牧師も重症化し亡くなりました。病棟は、穴が開いたようでた。
しかしその時以来、病院は変わりました―祈る病院になったのです! 彼も人間の限界を知ったものとして、ふたたび神に祈るようになりました。これからも祈り続けます。(群馬県70代男性)

100日の祈り